こんにちはHippocampusです。
今回は河野真太郎さんの著書「はたらく物語」を読んだ感想を書いていきます。
この本は私の家の近くの図書館に平積みされていて、将来働きたくないと思っている私に新たな着眼点をもたらしてくれると期待し読みました。
率直な感想は、
小難しい!共通テストの評論かな? 星4
というものでした。
ポストフォーディズムとフォーディズムがどうのこうので、、、みたいな。
そして引用として出されるアニメをあまり知らないので、〇〇のアニメとか、××のアニメみたいにという例が一個一個わからなくて個人的にはわかりにくかったです。
でも知ってるアニメの引用がきたりするとなるほどとなるので、しっかり精読したらまた入ってくる情報も違ったかもしれません。
今回は私が読んだ中で、理解できたところを考えたこととしてポートファリオとして残そうと思います。
正義の整合性
この本での投げかけに、最近企業としてのヒーローが増えてきたよね。それってなぜ?というものがありました。
確かに私もみたことのある「僕のヒーローアカデミア」にもヒーロー教会なるものが存在して、どうやら営利企業として、ヒーローをしているようです。
なぜなのでしょう。
本書での解答は、正義と悪みたいな対立構造が不明瞭になってきて、何が正義で何が悪なのかわからなくなってきている。また、こっちが悪だと決めつけて、正義が悪を一方的に倒すみたいなものに嘘があると感じる世の中になっているいことが挙げられていました。
うーむ。これはすごく納得できる。
実際にヒロアカを見ていても応援したくなるヴィランが何人かいます。トガちゃんとか。
そこで、こう考えたわけです。
個人の利益を追求する行為は、少なくともその人にとっては正しいことであると。
つまり、給料のためにヒーローをするのならばそれはそのヒーローにとっては絶対的な正義であり、その正義に対して整合性が取れるということです。
これはとても面白い視点だなと思いました。
女性の権利=労働者としての権利
この本ではフェミニズムについて、ドラマや映画などを引用しながら説明しています。
突然ですが私は22歳です。今まで生きてきてほとんど女性蔑視みたいなものってないなって思います。これは私が男だから見逃しているのだと言われればそれまでですが。
本書でも女性の社会的地位みたいなもの近年向上していることは認めています。
ではなぜ、女性の権利はここまで順調に獲得されてきたのか。私は、ヨーロッパ諸国の国に後ろ指を刺されないように、いろいろな法整備を進めてきたからだと思っていました。
しかし本書では女性の地位向上は専業主婦から共働きの社会になったからだと書いてありました。
日本は少子高齢化が進み、労働力が減少してきて真っ先に女性に目を向けたのです。日本には潜在的な労働力が存在していて、女性を労働力にできれば労働力の問題に対応できると。
これはつまり女性の権利は労働力としている限り与えられる権利とも言えそうです。
そしてさらに面白かったのは、ポストフォーディズムの特徴として、今まで不払いの労働を賃金労働に変えているというものです。
ここで例に出されていたのは、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」です。
このドラマはお互いの利益のために契約結婚をした二人なのですが、女性が家事をする行為に関して男性が給料を払う関係にあることがポイントです。
最終的に二人は結婚するのですが、女性(みのり)はあくまで不払いの労働を拒否します。
「それは好きの搾取です」という有名なセリフがありますが、恋愛感情を利用して不払い労働を強いるのは好きの搾取であるという意味です。
ビシネスウーマンを支えるイクメン
本書を読んでいくとバリバリのビジネスウーマンの話、「プラダを着た悪魔」を引用しながらフェミニズムのゴールなどについても書いてありますが、この辺はそんなに面白くなかったので、割愛します。
むしろ面白かったのはこのバリバリビジネスウーマンを支える助力者の話です。このバリバリビジネスウーマンには整理整頓がきちんとできてコミュ力抜群きの着替えるおじさんの助力者が出てきます。
ここからは彼のような人を「イクメン」と呼ぶことにします。
イクメンになることは、女性にモテるための戦略にもなるが、自分が稼いで一家を守るんだみたいな男性性との間で苦しむことになるというものです。
これすごいわかるなーと思いました。実際僕がこの身の女性に好かれようとしたらこの戦略をとるだろうなとも思いました。
しかしこの戦略は男性性と板挟みになっているのか。。。と新しい発見をしました。
難しいものですね。
あと書きながら絶対これ伝わってないだろうなっていうのも承知しています。書いてあることが難しすぎて、まとまらないんです。
まとまらないので終わります。